まいにちの楽しみ

千夜一夜のお話…毎日の発見を分かち合えたら。

鷹の子

今日より33候、鷹すなわち学(わざ)を習う。

鷹の子供が飛ぶ事を覚える頃。

鷹といえば、トンビが鷹を産むという言葉があるように、特別な優秀さを連想させる鳥でもあります。

習う、とあるようにエリートである鷹といえども最初から飛び方を知っているわけではなく、周りの成鳥から学ぶわけです。

幼きものは周囲の大人、とりわけ親の影響を強く受けます。その価値観を丸ごと取り入れて世の中を見ます。

どんな家庭に産まれ落ちるかは全く選べません。人生は最初から配られたカードのままなのでしょうか?いいえ、カードは意図的に入れ替えていくものなのです。諦めて放置しないことです。

行き詰まった時は相談してみましょう。それが新しいカードをめくる最初の一歩に。まずは3人。なぜなら最初から良い人に巡り合える可能性は低いですから。

そうしてひとつひとつカードを入れ替えてゆくうちに、運命は数年で変化します。

焦らずひとつひとつです。