買い物カゴの中身、気になりますか？

買い物をしているとばったり知り合いに会うことがあります。

互いのカゴの中身が気になり、足早に去る人もいたり、全く気にせず立ち話を始める人がいたり。私は相手の様子に合わせてしまうのですが、内心ソワソワします。

「気にならない人と、気にする人がいるよね。何でかな？」と言ったら、家族に「そりゃそうだよ。鈍感だね」と言われてしまいました。「カゴに同じセール品の肉が入っていたとするよ。気にならない人とは、高い物もを買う余裕があるけど、あえてセール品を選択してる人。自由があるでしょ。気になる人とは、そこまでの余裕はなくてセール品しか買えない人。人目に敏感になるよね。」

なるほど…

選択の自由をたくさん持っていると、誰だって余裕があります。笑顔も増えます。喧嘩も減ります。

選択の自由がなければ、厳しい表情になります。人と比べて自分は少ないな、と肩を落とします。ちょっと惨めです。

ところで、自由の少ない中で楽しそうにしている人に出会うと、すごいな…と感じます。誰にでも出来る事ではありません。そういう人はいつも工夫し続けています。工夫が上手くいくと喜びが生まれます。

喜びは不自由を工夫した時に生まれるのだな、と思いました。